2026年6月2日
親子ふれあい体操について
5月23日に、3・4・5歳児クラスで「親子ふれあい体操」を実施しました。ご参加いただいた保護者の皆様、本当にありがとうございました。子どもたちのたくさんの笑顔と、保護者の皆様の温かいかかわりに包まれ、園全体が優しい空気に包まれる時間となりました。
今回の親子ふれあい体操で大切にしたことの一つ目は、「親子で過ごす時間」です。子どもたちにとって、お父さん・お母さんを独り占めできる時間は特別なものです。抱っこをしてもらう、手をつなぐ、一緒に笑う、タオルを引っ張り合う――そんな何気ないふれあいの中に、子どもの安心感や愛着関係は育っていきます 。
親子体操は、単に身体を動かす活動ではありません。親子が肌のぬくもりを感じながら関わることで、「自分は愛されている」「困った時には助けてもらえる」という安心感につながり、子どもの自己肯定感や心の安定を育てる大切な時間です。
また、昨年より身体が大きくなったこと、力がついたこと、ルールを理解して動けるようになったことなど、子どもたちの成長を“肌で感じる”機会にもなったのではないでしょうか。
二つ目に大切にしたことは、「親子同士のつながり」です。今回の活動では、親子だけで完結するのではなく、周りの親子とも自然につながれるようなプログラムを取り入れました。
保育園は、子どもだけが育つ場所ではありません。同じ子育てをしている保護者同士が、同じ空間で子どもたちを見守りながら、子育ての大変さや喜びを自然と共有し合える場所でもあります。言葉を多く交わさなくても、「みんな同じように頑張っている」という安心感やつながりを感じられる時間になっていれば嬉しく思います。
子どもたちにとっても、「保育園に来ている大人はみんな安心できる大人」という感覚は、とても大切です。自分の親だけではなく、周りの大人にも見守られているという安心感が、子どもたちの心を安定させ、社会性の育ちにもつながっていきます。
そして三つ目は、「身近な物で気軽にできる」ということです。 今回はタオルを使った遊びをたくさん行いました。特別な道具 ではなく、どの家庭にもあるタオル一枚で、引っ張り合いをしたり、キャッチボールをしたり、ブランコ遊びをしたりと、身体を動 かしながら親子で楽しく遊ぶことができます。
幼児期は、「やってみたい」「おもしろそう」という気持ちから身体を動かすことがとても大切な時期です。運動は、体力づくりだけではなく、バランス感覚や巧みな動き、友達との関わり、ルールを理解する力など、心と身体の両方の育ちにつながっていきます。
忙しい毎日の中で、ゆっくり親子で向き合う時間をつくることは簡単ではありません。しかし、1日5分でも、タオル遊びやくすぐり遊び、一緒に笑いながら身体を動かす時間は、子どもにとって大切な「心の栄養」になります。

今回の親子ふれあい体操が、ご家庭でも「またやってみようかな」と思えるきっかけになれば嬉しく思います。これからも園では、子どもたちの心と身体、そして親子のつながりを大切にした活動を行っていきたいと思います。ご協力、本当にありがとうございました。